バッグのにおいの和らげ方について
バッグのにおいが気になるときの、一般的な対処法をまとめました。
まずは「陰干し」と「重曹でにおいの吸着」の二本立てで様子を見てください。
ご使用に差し支える場合は、返品・交換のご相談も承りますので、ご使用前にご相談ください。
1. 風通しのよい場所で陰干し(換気)
紫外線には消臭、殺菌効果があると言われています。そのため、間接的な紫外線を当てることで消臭効果が期待できます。
手順(目安:数日)
- 直射日光の当たらない風通しの良い場所で、「陰干し」してください。
- 1日あたり数時間〜半日ほどを目安に、においが弱まるまで数日繰り返します。
ポイント
- 天気が良く、乾燥していて風のある日が理想。
- ご都合に合わず、天気が良くない日に陰干しを行う場合は、雨に濡れないようご注意ください。
NG(避ける)
- 直射日光・高温のドライヤー・ヒーターの熱を近距離で当てる(革や素材が傷む原因に)
- 消臭スプレー、香水、アルコール等の強い溶剤などを直接吹き付ける
2. 重曹でにおい成分を吸着
重曹には、におい成分を吸着する働きがあり、におい取りに効果があるとされる一般的な方法です。
必要なもの
- 重曹(100円ショップで販売されているもので十分です。掃除用のものがおすすめ)
- 不要な靴下、ハンカチなど
- バッグが入る大きさのナイロン袋やポリ袋
- 包装紙のような、できるだけ無地の紙
手順(目安:2〜7日)
- 不要な薄手の靴下やハンカチに重曹を入れ、口を輪ゴムでしっかり縛って「重曹袋」を作る。
- バッグと重曹袋を一緒に、大きめのナイロン袋やポリ袋へ。
- 必要に応じてバッグと重曹袋の間に包装紙などを敷いてください。(重曹は粒子が細かいため、靴下やハンカチから漏れることがあります。)
- 袋の口をしっかり縛り、2〜7日程度置く。
- 脱臭効果を高めたい場合は、重曹袋を増やす/日数を延ばす。
ポイント
- 重曹袋は、ある程度通気性のある素材で、重曹を入れて封ができれば問題ございません。
- 結露を防ぐため、湿度が高い日は避けてください。
- 時間はかかりますが、何回か繰り返すうちに、においが少しずつ薄らいでいきます。
革製品特有のにおいについて
新しい革製品のにおいの原因は、「なめし剤」によるものと思われます。
牛革は、そのままだと水分が抜けて、硬くなったり腐敗したりします。そこで「なめし加工」を施すことで、劣化を抑えながら耐久性を上げ、素材としての柔らかさや強度を持たせます。
「なめし」は必要不可欠であり、新しい革製品の場合、多少のにおいが発生します。
使用や換気の継続で徐々に和らぐものではございますが、これを「香り」と感じるか「におい」と感じるかは個人差があります。
ご使用に差し支えるほど強い場合は、ご使用前に返品・交換のご相談をご検討ください。
よくある質問
どれくらいでにおいは弱まりますか?
※素材・仕上げ・保管状況により効果や結果は異なります。
ビニール袋で長期間密封しても良い?
ケア商品のお取り扱いはありますか?
返品・交換/お問い合わせ
弊社では、ご使用前でございましたら、返品・交換を承っております。
においがご使用に差し支える場合は、消臭スプレーや香水をお試しになる前に、返品・交換のご案内をご確認のうえ、ご相談ください。